病院で、
「もう少し運動しましょう」
「まずはウォーキングから始めてみてください」
と、医師から言われた。
運動したほうがいいことは分かっている。
でも、
「いきなり歩いて大丈夫かな?」
「体力に自信がない」
「膝や腰が痛くならないかな?」
「どのくらい歩けばいいの?」
そんな不安から、なかなか始められない方もいらっしゃるのではないでしょうか。
そんなときKCCでは、
「まず、ウォーキングができる身体の準備から始めてみませんか?」
と考えます。
運動=ウォーキングだけではありません
「ウォーキングをしましょう」と言われると、
「毎日30分は歩かないと」
「何千歩も歩かないと」
と考えてしまう方もいます。
でも、これまであまり運動してこなかった方にとっては、その「最初の30分」が大きなハードルになることもあります。
そんな方は、いきなり長い距離を歩く必要はありません。
歩くための準備も立派な運動です。
例えば、
座って身体を動かす
↓
立って身体を動かす
↓
短い距離を歩く
↓
少しずつ時間や距離を延ばす
というように、段階を踏んでいく方法があります。
まずは「座ってできること」から
「歩くのはまだ不安」という方なら、まず椅子に座った状態から身体を動かしてみましょう。
足の指や足首を動かしたり、かかとの上げ下げをしたり。
こうした運動については、前回のブログ
「脚がだるいとき、ふくらはぎだけをケアすればいいの?」
でも詳しくご紹介しました。
今回は、その次の段階を考えてみます。
座ることができたら、次は「立つ」
歩くためには、まず自分の身体を支えて立つことが必要です。
そこで取り入れやすいのが、
「椅子から立つ → 座る」
という動作です。
普段何気なく行っている動作ですが、立ち上がるためには脚だけでなく、お尻や体幹なども使います。
「歩くのはまだちょっと怖い」という方でも、安定した椅子や手すりなどを利用すれば、自分の身体の状態を確認しながら取り組むことができます。
大切なのは、たくさん回数をこなすことではありません。
「ふらつかずに立てるかな?」
「左右どちらかに偏っていないかな?」
「膝や腰に痛みは出ないかな?」
そんなことを確認しながら行ってみましょう。
次は「少しだけ歩く」
立つことに不安がなければ、次は実際に歩いてみます。
でも、最初から30分歩く必要はありません。
家の中を歩いてみる。
玄関まで行って戻る。
家の周りを少し歩いてみる。
まずは、それでも構いません。
大切なのは、
「何分歩いたか」より、「歩いたあと身体がどうだったか」
を見ることです。
歩いている途中だけでなく、その日の夜や翌日に疲れや痛みが強く残っていないか。
無理なく続けられそうか。
そうした身体の反応を確認しながら、少しずつ時間や距離を延ばしていきましょう。
「歩く自信がない」のは、体力だけの問題?
ここがKCCとして大切にしたいところです。
「ウォーキングに自信がない」といっても、その理由は人それぞれです。
筋力が落ちている。
バランスに不安がある。
膝や腰が気になる。
足首が動きにくい。
歩くとすぐに疲れてしまう。
過去に転んだ経験があって怖い。
単純に「運動不足だから歩けない」とは限りません。
だからこそ、
「もっと頑張って歩きましょう」ではなく、「なぜ歩くことに不安があるのか?」
を考えることが大切です。
その人に合った「スタート地点」を見つける
10分歩くことから始められる人もいれば、まずは椅子から立つ練習が必要な人もいます。
同じ「運動してください」という言葉でも、スタート地点は人によって違います。
KCCでは、現在の身体の状態や動きを確認しながら、
「今できることは何か」
「何が歩くことの妨げになっているのか」
「どの段階から始めるとよいのか」
を考えていきます。
「ウォーキングをする」その前に
医師から、
「運動してください」
「まずはウォーキングしてみましょう」
と言われた。
でも、一人で始めるのはちょっと不安。
そんなとき、
「歩けないから運動できない」
と諦める必要はありません。
座って動くことから始めてもいい。
立つ練習から始めてもいい。
ほんの少し歩くところから始めてもいい。
そして、自分では「何から始めればいいのか分からない」という場合には、身体の状態を一度確認してみるという方法もあります。
KCC 小倉コアコンディショニングでは、一人ひとりの身体の状態に合わせて、
「ウォーキングを始めるための準備」
から一緒に考えていきます。
目標は、最初からたくさん歩くことではありません。
今日の自分にできるところから始めて、少しずつ「歩ける」に近づいていくこと。
「運動するように言われたけれど、先ず何をすればいいんだろう?」
そんな方も、お気軽にKCCへご相談ください。
※病気の治療中の方や、医師から運動の強度・時間・種類などについて指示や制限を受けている方は、その内容を優先してください。運動中に胸の痛み、強い息苦しさ、めまいなど普段と異なる症状が出た場合には運動を中止し、医療機関へご相談ください。